男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は28日、第12シードで世界ランク12位の
M・ラオニチ(カナダ)が第22シードで同24位
J・ソック(アメリカ)を7-6 (7-3), 6-4のストレートで下し、ベスト16進出を果たした。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<この試合、ファーストサービスが入った時に80パーセントの高い確率でポイントを獲得したラオニチは1度もブレークを許さず、1時間47分で4回戦進出を決めた。
勝利したラオニチはソックとの対戦成績を7勝1敗とし、これで7連勝となった。
今季、開幕戦のブリスベン国際では決勝で
R・フェデラー(スイス)をストレートで下してシーズン初優勝。その後の全豪オープンでは4回戦で
S・ワウリンカ(スイス)、準々決勝で
G・モンフィス(フランス)を下し、準決勝で
A・マレー(英国)に敗れるも大会初の4強入りを果たした。
しかし、準決勝のマレー戦で太ももを痛めたラオニチは、その後出場予定だったABNアムロ 世界テニス・トーナメント、オープン13、アビエルト・メキシコ・テルセル男子、国別対抗戦のデビスカップを欠場。
復帰戦となった前週のBNPパリバ・オープン男子では
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
D・ゴファン(ベルギー)らを下しての決勝進出。決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れてマスターズ大会初優勝とはならなかったが、今シーズンは出場した大会でいずれもベスト4以上の成績を残している。
4回戦では世界ランク94位の
D・ズムル(ボスニア)と対戦する。ズムルは2回戦でナダルが体調不良からの途中棄権。3回戦では
M・ククシュキン(カザフスタン)を下して初のマスターズ16強入りとなっている。
また、ラオニチはボトムハーフの上半分に位置しており、勝ち進むと準決勝で第6シードの
錦織圭(日本)と対戦する組み合わせとなっている。同日行われた試合では第2シードのマレーが第26シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れて3回戦敗退となった。
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