男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は27日、シングルス3回戦が行われ、第19シードの
V・トロイキ(セルビア)は第15シードの
D・ゴファン(ベルギー)に1-6, 1-6のストレートで敗れた。試合中、トロイキはボールを追いかけてネットを飛び越えてしまう場面があった。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<この試合、序盤からゴファンに主導権を握られたトロイキは第1セットを落とし、第2セットでもゲームカウント0-4と追い込まれていた。
第5ゲームの30-30、トロイキがバックハンドのダウンザラインを打つと、前に出てきていたゴファンが決死の返球。前に走りこむトロイキだったが、バックスピンがかかっていたボールは地面に着くと同時にゴファン側のコートに跳ね返った。
この時、トロイキは機転をきかせ陸上のハードルのようにネットを飛び越えながら返球。しかし、相手のコートに入っての返球は認められないため、ポイントはゴファンに入った。このプレーはATPの公式サイトでも紹介された。
一方、勝利したゴファンは4回戦でラッキールーザーの
H・セバリョス(アルゼンチン)と対戦する。セバリョスは、同日の3回戦で世界ランク65位の
F・ベルダスコ(スペイン)を逆転で下しての勝ち上がり。
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