女子テニスのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)は18日、シングルス準決勝が行われ、第1シードで女王の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第3シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)を6-4, 7-6 (7-1)のストレートで下し、15年ぶりの決勝進出を果たした。
この試合、セリーナは先にブレークを許す厳しい立ち上がりから徐々にペースを掴み、2度のブレークで第1セットを先取。主導権を掴んだセリーナはタイブレークまでもつれた第2セットも取り、1時間35分で勝利した。
今回の勝利でセリーナはラドワンスカとの対戦成績を10勝0敗とした。
決勝では、第13シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)と第18シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)の勝者と対戦する。過去の対戦成績でアザレンカとは17勝3敗、プリスコバとは1勝0敗としている。
セリーナは2001年のBNPパリバ・オープン女子で2度目の優勝を果たすも、その時に受けた罵声に傷つき、以降は出場辞退を続けていた。しかし昨年は出場を決断し、14年ぶりにコートへ姿を現したセリーナには大歓声に迎えられた。また、昨年は右膝を痛めたことで準決勝を前に棄権し、ベスト4に終わった。
今シーズンは、1月の全豪オープン決勝で
A・ケルバー(ドイツ)に敗れて準優勝。その後は体調不良により、出場を予定していた2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権とカタール・オープンをキャンセルし、今大会は復帰戦となっている。
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