男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は18日、シングルス準々決勝が行われ、マスターズ初優勝を狙っていた第5シードの
錦織圭は第4シードの
R・ナダル(スペイン)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、大会初のベスト4進出を逃した。
>>BNPパリバ・オープン対戦表<<この試合、錦織は序盤からフォアハンドのウィナーを決めるなどで主導権を握り、第3ゲームでブレークに成功する好スタートを切った。しかし、第6ゲームでブレークバックされると試合の流れはナダルに傾き始め、第10ゲームでは2度目のブレークを許してこのセットを落とす。
第2セットに入ると勢いが加速するナダルに対し、錦織は第2ゲームでブレークされて失速してしまう。第7ゲームではブレークバックするも、ナダルの強烈なフォアハンドに苦戦して第8・第9ゲームを連取され、ストレート負けを喫した。
今回の対戦で錦織はナダルとの対戦成績を1勝8敗とした。昨年のロジャーズ・カップ男子では錦織がナダルにストレートで勝利していた。
過去のBNPパリバ・オープン男子で、昨年のベスト16進出が自己最高成績だった錦織。16日に行われた4回戦では第9シードの
J・イズナー(アメリカ)を1-6, 7-6 (7-2), 7-6 (7-5)の大逆転で下して大会初のベスト8進出を果たした。
今シーズンは1月の全豪オープンで2年連続3度目のベスト8進出、2月のメンフィス・オープンでは大会史上初の4連覇を達成している。
一方、勝利した元世界ランク1位のナダルは過去のBNPパリバ・オープンで2007・2009・2013年にシングルス、2010・2012年にダブルスで優勝を飾っている。
準決勝では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第7シードの
JW・ツォンガ(フランス)の勝者と対戦する。
また、今大会の模様は、スポーツチャンネルGAORA SPORTSで放送することが決定している。
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