男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は10日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦出場で世界ランク80位の
T・フリッツ(アメリカ)は同じく主催者推薦出場で同177位の
F・ティアフォー(アメリカ)に3-6, 6-2, 3-6の逆転で敗れ、初戦敗退を喫した。
両者は共にアメリカ出身の18歳。ATPツアーの公式サイトで次世代を代表する選手の1人として紹介されていた。
この試合、2度のブレークを許して第1セットを落としたフリッツは、第2セットでは3度のブレークに成功してセットカウント1-1とする。しかし、ファイナルセットの第8ゲームでブレークを許し、1時間36分で敗れた。
フリッツは今シーズン、下部大会のチャレンジャーで優勝。その後の全豪オープンでは予選から四大大会シングルス本戦初出場を果たした。更に、2月のメンフィス・オープンでは第2シードの
S・ジョンソン(アメリカ)らを破り、ツアー初の決勝進出。決勝では
錦織圭(日本)に敗れるも準優勝を飾った。
一方、勝利したティアフォーは2回戦で第15シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。
■関連ニュース■
・快進撃の18歳フリッツ「満足」・西岡ショック 試合着忘れる・怒涛フリッツ 2カ月で93人抜き