男子テニスの2月29日付ATP世界ランキングが発表され、アビエルト・メキシコ・テルセル男子でベスト8進出を果たしたアメリカの新星
T・フリッツ(アメリカ)が前回から21上げ81位へジャンプアップした。
今シーズン、フリッツは世界ランク174位でスタートし、下部大会のチャレンジャーで優勝。その後の全豪オープンで予選に挑み、四大大会シングルス本戦初出場を果たした。
2月に入ってからも、その勢いは更に加速。メンフィス・オープンでは第2シードの
S・ジョンソン(アメリカ)らを破り、ツアー初の決勝進出。決勝では
錦織圭(日本)に敗れるも準優勝を飾った。
そして、前週のアビエルト・メキシコ・テルセル男子では予選からベスト8へ進出し、29日付の世界ランキングで81位を記録。
193センチの長身から打ち出すサービスと強烈なフォアハンドを武器としているフリッツ。両親は共に元プロテニス選手で、母親は元トップ10プレイヤーのC・メイ(アメリカ)。父親のG・フリッツ(アメリカ)は現在フリッツのコーチをしている。
■関連ニュース■
・錦織と決勝フリッツ 米で快挙・快進撃の18歳フリッツ「満足」・錦織 決勝18歳フリッツを称賛