男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ ワールドグループ1回戦 オーストラリア対アメリカ(オーストラリア/ クーヨン、芝)は5日、ダブルス1試合が行われ、オーストラリアはウィルス性疾患を患った
N・キリオス(オーストラリア)に代わって監督の
L・ヒューイット(オーストラリア)が
J・ピアース(オーストラリア)とペアで登場。
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組と対戦するも、3-6, 3-6, 6-4, 6-4, 3-6のフルセットで敗れ、オーストラリアは1勝2敗と追い込まれた。
>>ワールドグループ組合せ<<>>デビスカップとは<<この試合、ヒューイット/ ピアース組は第1・第2セットで1度もブレークすることが出来ずにセットカウント0-2まで追い込まれる。そのまま敗れるかと思われたが、国を背負うヒューイット/ ピアース組は猛攻を見せて第3・第4セットでブライアン/ ブライアン組に1度もブレークチャンスを与えずに挽回。勝敗はファイナルセットへもつれ込む。
その後も接戦を繰り広げる両組だったが、ブライアン/ ブライアン組に1度のブレークを許したヒューイット/ ピアース組は挽回出来ず2時間30分で敗れた。
元世界ランク1位のヒューイットは、今年1月に行われた全豪オープンの2回戦敗退を最後に現役を引退。その後、年初からデビスカップのオーストラリア代表チームの監督に就任した。
今回は、ヒューイットにとって監督デビュー戦であったが、キリオスがウィルス性疾患を患ったためにプレーができるまで回復出来ず、ヒューイットが選手として今大会に出場することになった。
前日のシングルス2試合では、第1試合に
S・グロス(オーストラリア)が
J・イズナー(アメリカ)にストレートで敗れるも、第2試合で
B・トミック(オーストラリア)が
J・ソック(アメリカ)を3-1で下して1勝1敗のタイで終えていた。
3日目のシングルス2試合ではトミックがイズナーと、グロスがソックと対戦することになっている。
しかし、出場選手は当日の朝まで変更可能となっているため、ヒューイットがシングルスに出場する可能性も残されている。
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