男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ ワールドグループ1回戦 オーストラリア対アメリカ(オーストラリア/ クーヨン、芝)は4日、シングルス2試合が行われ、オーストラリアは第1試合を落とすも第2試合を取り、1-1となった。
第1試合では、世界ランク77位の
S・グロス(オーストラリア)と同11位の
J・イズナー(アメリカ)が対戦。グロスはトータルで6度のブレークチャンスを掴むも活かせず、イズナーに4度のブレークを許し6-7 (2-7), 2-6, 2-6のストレートで敗れた。
続く第2試合、オーストラリアからは
B・トミック(オーストラリア)、イギリスからは
J・ソック(アメリカ)が登場。第1セットをタイブレークの末に先取したトミックは勢いのまま第2セットを6-3で取る。第3セットでは調子を上げてきたソックに押されて落とすも、続く第4セットではソックに1度もブレークチャンスを与えず7-6 (7-2), 6-3, 3-6, 6-4で勝利した。
ワールドグループ1回戦の2日目には、オーストラリアからS・グロス/
J・ピアース(オーストラリア)組、アメリカから
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組が出場する。
オーストラリアの監督として今回初の指揮をとる元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)は、ウィルス性疾患を患った
N・キリオス(オーストラリア)に代わり選手として試合に出場することを示唆している。今後の2日間でヒューイットがプレイヤーとしてコートに立つ確率は高い。
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