男子テニスツアーのオープン13(フランス/マルセイユ、ハード)は17日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)が世界ランク81位の
S・スタコフスキ(ウクライナ)と対戦。ワウリンカはスタコフスキに2度のマッチポイントを与えるもそれをしのぎ、6-4, 4-6, 7-6 (10-8)のフルセットの末に下してベスト8進出を決めた。
上位4シードは1回戦免除のため、ワウリンカにとって初戦となったこの試合、第1セットを先取するが第2セットではブレークを許してセットカウント1-1となる。
ファイナルセットでは両者譲らずタイブレークに突入。そのタイブレークでワウリンカはスタコフスキにマッチポイントを2本握られるも、このピンチをしのいで1時間57分で初戦突破を決めた。
また、同日行われた試合では第4シードの
M・チリッチ(クロアチア)が
R・ハーセ(オランダ)を4-6, 6-3, 7-5のフルセットの末に下し、ベスト8進出を果たした。
今大会の主なシード勢は第1シードにワウリンカ、第2シードに
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第3シードに
R・ガスケ(フランス)、第4シードにチリッチとなっている。
昨年の同大会では決勝で
G・シモン(フランス)が
G・モンフィス(フランス)との同胞対決を制し、大会2度目の優勝を果たした。しかし、今大会でシモンは1回戦で世界ランク44位の
T・ガバシュビリ(ロシア)に敗れ、既に姿を消している。
■関連ニュース■
・昨年度覇者 1回戦で逆転負け・ガバ、錦織は「長く続かない」・スタン フェデラーの電話出ず