男子テニスツアーのオープン13(フランス/マルセイユ、ハード)は16日、シングルス1回戦が行われ、第5シードで昨年度覇者の
G・シモン(フランス)は同44位の
T・ガバシュビリ(ロシア)に6-3, 3-6, 6-7 (7-9)の逆転で敗れ、まさかの初戦敗退を喫した。
この試合、1度もブレークチャンスを握らせることなく第1セットを先取したシモンだったが、第2セット以降はセカンドサービス時のポイント獲得率が44パーセントに留まり、主導権を握れず、3度のブレークを許して2時間29分で敗れた。
シモンはガバシュビリとの対戦成績を4勝2敗とした。
昨年の同大会決勝ではシモンが
G・モンフィス(フランス)との同胞対決を制し、大会2度目の優勝を果たしていた。
1月の全豪オープン4回戦で王者
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し、3-6, 7-6 (7-1), 4-6, 6-4, 3-6のフルセットで敗れるも、王者ジョコビッチを苦しめた。前週のABNアムロ 世界テニス・トーナメントではドイツの18歳
A・ズベレフ(ドイツ)に敗れ、2回戦敗退となっていた。
一方、勝利したガバシュビリは2回戦で世界ランク41位の
N・キリオス(オーストラリア)と対戦する。
今大会の主なシード勢は第1シードに
S・ワウリンカ(スイス)、第2シードに
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第3シードに
R・ガスケ(フランス)、第4シードに
M・チリッチ(クロアチア)となっており、上位4シードは1回戦免除のため2回戦からの登場。
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