男子テニスツアーのメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード)は14日に行われたシングルス決勝戦、主催者推薦で出場の18歳
T・フリッツ(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで下して大会史上初の4連覇を達成した世界ランク7位で第1シードの
錦織圭(日本)に対し、
松岡修造(日本)氏が15日に自身のブログで喜びを綴った。
>>メンフィス・オープン 対戦表<<「ファーストサーブを軸に、ストロークに関していつもよりも強打をしておらず、合わせる感覚のプレイが多かった。ひとことでいえばEasy Tennisだった。コート外に消える圭スペシャルドロップショット、そしてマッチポイントはエアー圭で決める!まさにEasy win!」
「 EASY このワードは、世界のトップに居続けるためには、絶対に必要な条件だ!100パーセント力を出し切らなくても、切り抜けることができる!」と修造氏。
錦織はこの試合、第1セットでフリッツに先にリードを許し0-3まで追い込まれるも、焦らず自身のプレーを徹底した錦織はその後挽回に成功。第2セットでも主導権を握ってフリッツを圧倒し、1時間19分で勝利した。
錦織の試合に対し、修造氏は「決勝戦序盤に、いきなり相手の人生最高テニスで3ゲーム連取されても、決して焦っていなかった。1ポイント1ポイントガッツポーズを作りながら一所懸命戦っている姿が印象的だった。」と、振り返っていた。
さらに「この優勝は、圭に自信を、安心を与えるはずだ。そしてこう感じていることだろう。あとは世界王者ジョコビッチを倒すことだ!と。」と、綴っていた。
最後に「さあ、圭にとって、次はデ杯が待っている。相手は昨年の優勝国イギリスだ!お父さんになったばかりのマレー選手と一騎打ちだ!それまで、今回の優勝の喜びをかみしめよう!4連覇、おめでとう圭!ありがとう圭!」と、錦織を讃えた。
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