女子テニスツアーの台湾オープン(台湾/高雄、ハード)は12日、第2シードの
土居美咲(日本)と第7シードの
奈良くるみ(日本)のシングルス準々決勝が行われる予定だった。しかし、奈良が棄権したため、土居の準決勝進出が決定した。
思わぬ形でのベスト4入りとなった土居は準決勝で、第6シードの
シェ・シュウェイ(台湾)とE・クリチコバ(ロシア)の勝者と対戦する。
1月の全豪オープンでは1回戦で
A・ケルバー(ドイツ)からマッチポイントを握るも、逆転を許して敗れた。その後ケルバーは勝ち進み、優勝を遂げただけに土居にとって悔しい敗戦となった。
一方、棄権した奈良は先日まで行われていたフェドカップのアジアオセアニアグループ1の第1戦で足を痛め、第2戦と第3戦を欠場していた。
今大会には日本勢から6名の選手が出場していたが、残るは土居のみとなった。
今大会のシード勢は第1シードに
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第2シードに土居、第3シードにプチンセワ、第4シードに
Z・ディアス(カザフスタン)となっていたがディアスは2回戦で敗れ、既に姿を消している。
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