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錦織の勝ちにいったテニス

2時間で勝利、完璧だった錦織圭のJW・ツォンガ(フランス)戦、それに対してN・ジョコビッチ(セルビア)の4回戦G・シモン(フランス)戦は4時間35分かかりボンミスの数も100を越えた。

>>全豪オープン対戦表<<


錦織とジョコビッチ


その対照的な二人の試合を見たら誰でも錦織が勝つのではないか?と期待が上がる。

その可能性を一番感じていたのは錦織だっただろう。


バックハンドの錦織


見応えのあるラリー戦が続く。


バックハンドのジョコビッチ


錦織のサーブで40-0、3-3となるであろうと思えたが、そこからドロップ・ショットのミスなどもありデュースにしてしまい、そして最後はダブルフォルトで錦織がサービスキープに失敗する。


悔しい表情の錦織


「出足は良かった。あのゲームをキープしておいたら・・・。」と錦織は悔やむ。

そこからはいつもだったらミスしないボールもラインを割る。プレーが単調にもなった。
対照的にジョコビッチのプレーは安定しだす。デイフェンスに隙がない。

「自分の力を出し切れなかったのが、悔しい」と錦織。


試合後、会見時の錦織


しかし錦織のテニスは、昨年のUSオープン1回戦、マッチポイントを握りながらのまさかの敗退以来、勝つ事を怖がっていたが、今は完全に自分のテニスを取り戻している。

世界一強いジョコビッチを本気にさせるほどに。


ガッツポーズのジョコビッチ


勝ちにいったテニス、悔いもあるだろうがこれから期待できる錦織の挑戦だった。


会場を去る錦織






塚越亘 ジャーナリスト。1973年から雑誌などに寄稿。90年代には「TENNISJapan」というFAX新聞を発行し、試合結果速報や松岡修造、クルム伊達公子らの直筆コメントなどを掲載した新聞を発行。テニスの報道における草分け的存在。
【塚越亘ブログ】

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