男子テニスツアーの開幕戦であるチェンナイ・オープン(インド/チェンナイ、ハード)は8日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)は第5シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)を6-4, 6-4のストレートで下してベスト4進出を果たした。
この試合、ワウリンカは終始試合の主導権を握り、ガルシア=ロペスに挽回の隙を与えなかった。トータルで3度のブレークに成功したワウリンカは、1時間17分で勝利した。
準決勝では、同日の準々決勝で予選勝者のT・ファビアノ(イタリア)を下した第3シードの
B・ペール(フランス)と対戦する。
ワウリンカとペールは過去に6度対戦しており、対戦成績はワウリンカから5勝1敗。昨年の楽天ジャパンオープン決勝でも顔を合わせており、その時はワウリンカがストレートで勝利した。ペールはこの時、準決勝で
錦織圭(日本)を下しての勝ち上がりだった。
また、ワウリンカとペールは大の親友で、楽天オープンの表彰式でもハグや握手などでコミュニケーションを取っていて仲の良さが伺えた。
同日の準々決勝では、第8シードの
B・チョリッチ(クロアチア)、
A・ベデネ(スロベニア)がそれぞれ準決勝へ駒を進めている。
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