男子テニスツアーのシーズン開幕戦であるブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は6日、ダブルス準々決勝が行われ、
錦織圭(日本)/
G・ディミトロフ(ブルガリア)組が第1シードのPH・エルベール(フランス)/
N・マウー(フランス)組を4-6, 6-1, 10-7の逆転で破り、ベスト4進出を果たした。
>>ブリスベン国際男子 ダブルス対戦表<<この試合、錦織/ ディミトロフ組は第1セットで1度もブレークチャンスを掴めずに落とす。しかし、第2セットではエルベール/ マウー組にブレークチャンスを与えず、2度のブレークに成功してセットカウント1-1とする。
その後の10ポイントタイブレークでは、どちらも譲らない接戦を繰り広げるが錦織/ ディミトロフ組が先にミニブレークに成功し、勢いを緩めずに勝利を手にした。
最後、錦織のスマッシュが決まった瞬間、ディミトロフは両手を上げて喜びを表現し、錦織に歩み寄りお互いを称え合っていた。
準決勝では、同日の準々決勝で第3シードの
L・クボット(ポーランド)/
M・マトコウスキー(ポーランド)組を下した主催者推薦で出場の
J・ダックワース(オーストラリア)/
C・グシオネ(オーストラリア)組を対戦する。
錦織/ ディミトロフ組は今大会1回戦で
L・ドロウィー(チェコ共和国)/
D・ティエム(オーストリア)組を7-6 (7-5), 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
錦織とディミトロフは2013年の同大会ダブルスにペアで出場しており、その時はベスト4進出を果たした。また、錦織は昨年の同大会で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)と組んでダブルスでATPツアー初の決勝へ進出している。
錦織は同日のシングルス2回戦にも登場し、世界65位の
M・ククシュキン(カザフスタン)を6-3, 6-4のストレートで下して8強入りを決めた。ディミトロフも初戦突破を果たし、2回戦へ駒を進めている。
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