男子テニスツアーのブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は6日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク8位で第2シードの
錦織圭が同65位の
M・ククシュキン(カザフスタン)を6-3, 6-4のストレートで下してベスト8進出、シーズン初戦を白星で飾った。
>>ブリスベン国際男子 対戦表<<この試合、錦織は緊張からかプレーに硬さが見られた。第1ゲームからククシュキンにブレークを許す展開となり、何度も深呼吸を繰り返す錦織を見るだけでより緊張感が伝わってくる展開だった。
しかし、第4ゲームで錦織がブレークバックに成功すると徐々に自身の流れを掴み始め、第8ゲームでこのセット2度目のブレークに成功。第9ゲームはラブゲームでサービスキープし、このセットを先取する。
第2セットでは、完全にペースを掴んだ錦織が第1ゲームで早くもブレークに成功。ファーストサービスが入った19本中14本をポイントに繋げ、ククシュキンに1度もブレークを許さずに1時間29分で勝利した。
準々決勝では、第7シードの
B・トミック(オーストラリア)と
R・シュティエパネック(チェコ共和国)の勝者と対戦する。対戦相手が決まる試合は同日に行われ、センターコートの4試合目(日本時間18時以降)に組まれている。トミックが勝ち進んだ場合、昨年の同大会と同じカードの対戦となる。
錦織は、過去のブリスベン国際男子で2013年から3年連続で果たしたベスト4が最高成績。昨年は準決勝でM・ラオニチに3セット全てタイブレークの接戦の末、逆転で敗れた。今回も順当に勝ち進むと、準決勝でラオニチと対戦する可能性がある。
また、錦織は今大会のダブルスにも
G・ディミトロフ(ブルガリア)とペアで出場しており、準々決勝では第1シードの
PH・エルベール(フランス)(フランス)/
N・マウー(フランス)組と対戦する。
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