男子テニスツアーのブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は6日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク8位で第2シードの
錦織圭が同65位の
M・ククシュキン(カザフスタン)を6-3, 6-4のストレートで下してベスト8進出、シーズン開幕戦を白星発進とした。
>>ブリスベン国際男子 対戦表<<この試合の第1セット、錦織は今季開幕戦の緊張からかプレーに硬さが見られ、更にククシュキンの強打に押されて第1ゲームからブレークを許す展開に。しかし、第4ゲームでブレークバックに成功すると調子を上げ、このセットを先取する。
その後、勢いに乗った錦織は第2セットでも自身の流れを崩さずにククシュキンを圧倒し、勝利した。
両者は今回が4度目の顔合わせ。錦織は今回の勝利により対ククシュキン戦を4連勝とした。ククシュキンとは、2012年のウィンブルドン以来 約3年半ぶりの対戦だった。
準々決勝では、第7シードの
B・トミック(オーストラリア)と
R・シュティエパネック(チェコ共和国)の勝者と対戦する。トミックが勝ち進んだ場合、昨年と同カードの対戦となる。
過去のブリスベン国際男子では、2013年から3年連続で果たしたベスト4が最高成績で、昨年は準決勝でM・ラオニチに3セット全てタイブレークの接戦の末に逆転で敗れた。
また、錦織は今大会のダブルスにも
G・ディミトロフ(ブルガリア)とペアで出場しており、同日の第4試合目に組まれた準々決勝で、第1シードの
PH・エルベール(フランス)(フランス)/
N・マウー(フランス)組と対戦する。
一方、敗れたククシュキンは現在28歳で、2010年の9月にサンクトペテルブルク・オープンで初優勝を飾り、これが唯一のタイトルとなっている。
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