女子テニスの開幕戦であるブリスベン国際女子(オーストラリア/ ブリスベン、ハード)は5日、第3シードでエントリーしていた前年度チャンピオンの
M・シャラポワ(ロシア)と第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が揃って怪我のために欠場を表明した。
世界ランク4位のシャラポワはこの日、同胞の
E・マカロバ(ロシア)との1回戦に臨む予定だった。しかし、試合開始直前に左腕の前腕の怪我を悪化させるリスクを犯すことを避けて欠場の決断を下していた。
グランドスラムで5度の優勝を誇るシャラポワは、練習中に腕を痛め、用心のために欠場することを決めたと語った。昨年、シャラポワはブリスベン国際とイタリアはローマでのBNLイタリア国際女子で優勝を飾り、全豪オープンの決勝戦では
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れて準優勝だった。
シャラポワに代わってラッキールーザーの
M・ガスパリョン(ロシア)が1回戦に登場したが、マカロバに4-6, 6-2, 3-6で敗退した。
1回戦が免除されているハレプは、初戦となる2回戦を6日に予定しながらの棄権となった。ハレプは左アキレス腱を痛めての決断だった。
「この怪我はとても難しいもの。しっかり準備も出来ていると感じていた。でも、試合を戦い通すことが出来ないのが現状。」と怪我について語った。
ハレプは、来週開催されるアピア国際シドニー女子(オーストラリア/ シドニー、ハード)への出場を希望しているが、シャラポワは1月18日から開幕する全豪オープンのために今後はすぐにメルボルンへ向かい調整する。
(STATS - AP)
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