男子プロテニス協会のATPは公式サイトでクレーコートでの勝率ランキングを紹介し、世界ランク8位の
錦織圭がクレー王者の
R・ナダル(スペイン)を抜いて3位となった。
ランキングは以下の通り。
1位
A・マレー(英国) 17勝1敗 94.4パーセント
2位
N・ジョコビッチ(セルビア) 16勝1敗 94.1パーセント
3位 錦織圭 15勝3敗 83.3パーセント
4位 R・ナダル 26勝6敗 81.3パーセント
5位
D・フェレール(スペイン) 19勝5敗 79.2パーセント
クレーの絶対王者であるナダルは、全仏オープンで昨年前人未到の5連覇と9度目の優勝という大記録を打ち立てていた。しかし、今シーズンは思い通りの成績を残せておらず、マスターズ無冠で全仏オープンに挑み、準々決勝でジョコビッチに敗れて10度目と6連覇を逃した。
勝率でナダルを上回り3位となった錦織は、バルセロナ・オープンで大会2連覇を達成し、ムチュア・マドリッド・オープンでベスト4、ローマ・マスターズでベスト8、全仏オープンでは8強入りと好成績を残していた。
一方、1位のマレーは今季のクレーコートシーズンに出場した4大会のうち2大会でタイトルを獲得。全仏オープンでは、準決勝でジョコビッチに敗れるもベスト4入りを果たした。
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