テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)のシンガポールラウンド(シンガポール/ハード)は18日、
R・フェデラー(スイス)が所属するUAE・ロイヤルズが
S・ワウリンカ(スイス)らのシンガポール・スラマーズに27-23で勝利した。
この日のミックスダブルスは敗れるも、
D・ネスター(カナダ)とのダブルスとシングルスを制したフェデラーは「昨年のIPTLでは素晴らしい時間を過ごせた。だから今年もこうして戻って来た。最高のフォーマットだし、チームの雰囲気も最高なんだ。」と語った。
「例え負けてもベンチにはチームが一丸となっていてくれたのを感じられたのは素晴らしいことだった。個人的にはレジェンド達のシングルスを見て、とても楽しむことが出来た。彼等のプレーを見れたし、真剣に戦ってもいて、未だにフィットしている。」
また、フェデラーは「ここシンガポールでプレーしたのは初めてだった。今夜の観客は素晴らしかった。自分を応援しにきてくれたのは嬉しかったし、このIPTLでは連敗中だったけど、こうして勝つことが出来てとても満足している。」と喜びを話した。
対戦結果は以下の通り。
【シンガポール・スラマーズ vs UAE・ロイヤルズ 23-27】
1.レジェンドシングルス
C・モヤ(スペイン) 4-6
G・イバニセビッチ(クロアチア)2.女子シングルス
Ka・プリスコバ(チェコ共和国) 5-6 (6-7)
K・ムラデノヴィック(フランス)3.ミックスダブルス
D・ブラウン(ドイツ)/ Ka・プリスコバ 6-3 R・フェデラー/ K・ムラデノヴィック
4.男子ダブルス
S・ワウリンカ/
M・メロ(ブラジル) 4-6 R・フェデラー/ D・ネスター
5.男子シングルス
S・ワウリンカ 4-6 R・フェデラー
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
ゲーム獲得率によって順位が決定し、5節を終え獲得ゲーム率が高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
■関連ニュース■
・錦織 BIG4対抗馬1位・錦織vsペール 番狂わせ2位に・錦織がフェデラー上回る