テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)のフィリピンラウンド(フィリピン/マニラ、ハード)は10日、ジャパン・ウォリアーズとUAE・ロイヤルズの男子シングルスが行われ、世界ランク168位のPH・エルベール(フランス)が同6位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を6-4で下した。
>>IPTLとは・・・?<<この試合、エルベールはファーストサービスを53パーセントの確率で入れ、ベルディヒに6度のブレークチャンスを与えるも1度しかブレークを許さず、自身は3度のブレークチャンスから2度のブレークに成功した。
エルベールは、日本ラウンドで
錦織圭(日本)とペアでダブルスに出場しており、錦織から「リターンも上手いですし、ボレーも上手い。」と評価されている。
敗れたベルディヒは、11月のツアー・ファイナル グループ・スタン スミスの予選ラウンドロビンで錦織と対戦し、フルセットにもつれ込む接戦を披露した。
試合の対戦結果は以下の通り。
【ジャパン・ウォリアーズ vs UAE・ロイヤルズ】
1.女子シングルス
奈良くるみ(日本)(交代:
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)) 2-6
A・イバノビッチ(セルビア)2.レジェンドシングルス
T・エンクヴィスト(スウェーデン) 4-6
G・イバニセビッチ(クロアチア)3.男子ダブルス
L・パエス(インド)/ PH・エルベール(フランス)組 6-3 T・ベルディヒ/
D・ネスター(カナダ)組
4.男子シングルス
PH・エルベール 6-4 T・ベルディヒ
5.ミックスダブルス
PH・エルベール/ M・ルチッチ=バーロニ組 vs
K・ムラデノヴィック(フランス)/ D・ネスター組
>>IPTL オフィシャル・カードセット発売開始!<<IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
ゲーム獲得率によって順位が決定し、5節を終え獲得ゲーム率が高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
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