テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)のフィリピンラウンド(フィリピン/マニラ、ハード)は7日、第5試合の男子シングルスでUAE・ロイヤルズの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を6-5 (7-3)で下したインディアン・エーシーズの
R・ナダル(スペイン)が、今季の振り返りと来季への意気込みを語った。
>>IPTLとは・・・?<<今年は不調な時期が続き、6月の世界ランキングでは2005年以来 約10年ぶりとなる2桁台の10位へ転落したナダル。
しかし、シーズン後半は徐々に復活の兆しを見せ、ツアーファイナルでは3戦全勝でグループリーグを突破。準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるもベスト4進出を果たし、世界ランキングは5位で終えた。
ナダルは「世界ランク5位でシーズンを終えることが出来て良い1年だった。5位で終われたのは、それほど悪いことではない。」と今季を振り返り「ベストのプレーが出来るように本当に激しい練習をしているから、来年はまた強いシーズンにしたいと期待している。」と来季に向けて意気込みを述べた。
現在ナダルはIPTLのフィリピンラウンドにインディアン・エーシーズの一員として出場しており、7日のUAE・ロイヤルズ戦では男子ダブルスと男子シングルスに登場し、チームの勝利に貢献した。
>>IPTL オフィシャル・カードセット発売開始!<<【インディアン・エーシーズ vs UAE・ロイヤルズ 30-18】
1.ミックスダブルス
R・ボパンナ(インド)/
S・ミルザ(インド)組 6-4
D・ネスター(カナダ)/
K・ムラデノヴィック(フランス)組
2.女子シングルス
S・ストーサー(オーストラリア) 6-3
A・イバノビッチ(セルビア)(交代:K・ムラデノヴィック)
3.レジェンドシングルス
F・サントロ(フランス) 6-3
G・イバニセビッチ(クロアチア)4.男子ダブルス
R・ナダル/
I・ドディグ(クロアチア)組 6-3 D・ネスター/ T・ベルディヒ組
5.男子シングルス
R・ナダル 6-5 (7-3) T・ベルディヒ
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
ゲーム獲得数によって順位が決定し、5節を終え獲得ゲーム数が高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
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