テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は3日、
錦織圭が所属するジャパン・ウォリアーズはUAE・ロイヤルズにゲームカウント15-30で敗れ、2連敗を喫した。
>>IPTL特集ページ<<前日インディアン・エーシーズにゲームカウント24-25で敗れたジャパン・ウォリアーズ。
この日は第1試合のミックスダブルスで
M・シャラポワ(ロシア)/
PH・エルベール(フランス)(フランス)組が出場。大会独自のルールを行使し、試合途中にエルベールと
L・パエス(インド)が交代して反撃を試みるも及ばず、
K・ムラデノヴィック(フランス)/
D・ネスター(カナダ)組に0-6で敗れる。
第2試合の女子シングルスでシャラポワが
A・イバノビッチ(セルビア)に4-6で敗れると、第3試合のレジェンドシングルスでは
M・サフィン(ロシア)が序盤リードするも逆転され
G・イバニセビッチ(クロアチア)に4-6で敗れてしまう。
続く第4試合、男子ダブルスでも同じく4-6で敗れ、この時点でゲームスコア12-24となり、第5試合に6-0で勝利したとしても、総ゲーム数でUAE・ロイヤルズを上回れなくなってしまったためジャパン・ウォリアーズの勝利の可能性が無くなった。
第5試合では世界ランク6位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に
P・コールシュライバー(ドイツ)が奮闘するも3-6で敗れ、錦織不在のジャパン・ウォリアーズはまさかの5連敗で第2戦を終えることになった。
4日(金)は女王
S・ウィリアムズ(アメリカ)が所属するフィリピン・マーベリックスと対戦する。
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
【ジャパン・ウォリアーズ vs UAE・ロイヤルズ 26-20】
1.ミックスダブルス
E・M・シャラポワ/ PH・エルベール組 0-6 K・ムラデノヴィック/ D・ネスター組
2.女子シングルス
M・シャラポワ 4-6 A・イバノビッチ
3.レジェンドシングルス
M・サフィン 4-6 G・イバニセビッチ
4.男子ダブルス
L・パエス/ PH・エルベール組 4-6
M・メロ(ブラジル)/
D・ブラウン(ドイツ)組
5.男子シングルス
P・コールシュライバー 3-6 T・ベルディヒ
各チームの出場選手
JAPAN WARRIORS(ジャパン・ウォリアーズ)、
錦織圭、M・シャラポワ、
奈良くるみ、M・サフィン、L・パエス、
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)、P・コールシュライバー、PH・エルベール(フランス)
INDIAN ACES(インディアン・エーシーズ)
S・ミルザ(インド)、
R・ボパンナ(インド)、
S・ストーサー(オーストラリア)、
F・サントロ(フランス)、
G・モンフィス(フランス)、
I・ドディグ(クロアチア) PHILIPPINE MAVERICKS(フィリピン・マーベリックス)
S・ウィリアムズ、M・ラオニチ、
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)、
M・フィリプーシス(オーストラリア)、
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)、
R・ガスケ(フランス)、
TH・フェイ(フィリピン)、
J・ガイドソバ(オーストラリア)SINGAPORE SLAMMERS(シンガポール・スラマーズ)
B・ベンチッチ(スイス)、
N・キリオス(オーストラリア)、M・メロ、D・ブラウン、
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、
C・モヤ(スペイン)UAE ROYALS(UAE・ロイヤルズ)
A・イバノビッチ、T・ベルディヒ、D・ネスター、K・ムラデノヴィック、G・イバニセビッチ
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