男子テニスの下部大会であるダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジ(日本/愛知県、カーペット)は27日、準々決勝が行われ、第7シードの
西岡良仁が世界ランク316位のT・フォルスター(南アフリカ)に3-6, 7-5, 7-5の逆転で勝利し、ベスト4進出を果たした。
この試合、第1セットで西岡は3度のブレークチャンスを掴むも活かせず、フォルスターに1度のブレークを許してこのセットを落としてしまう。続く第2セットではサービスキープが続く中、西岡が1度ブレークチャンスをものにして、勝敗はファイナルセットへ。
ファイナルセットでも接戦が続くが、西岡が得意とする粘りのテニスで2度のブレークに成功して1時間59分で勝利した。
準決勝では、第6シードの
K・クラフチュク(ロシア)と
片山翔の勝者と対戦する。
西岡は今大会の初戦で
守屋宏紀、2回戦で
関口周一との日本人対決をいずれもストレートで制しての勝ち上がり。
今月上旬の兵庫ノア・チャレンジャーでは
添田豪を破ってベスト4進出、その後の慶應チャレンジャーでは2回戦で敗れていた。
また、今大会には
福田創楽(日本)と組んでダブルスにも出場していたが、25日に行われた準々決勝で
B・クライン(イギリス)/
M・レイド(オーストラリア)組に逆転を許し、4強入りを逃した。
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