男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)に2年連続で出場した世界ランク8位の
錦織圭は、年内にエキシビジョンマッチと兵庫で行われる団体戦、さらにアメリカのエキシビジョンへ出場予定となっている。
今年はツアー大会で3勝をあげ、3月には自己最高位となる世界ランク4位を記録。2年連続の出場となったATPワールド・ツアーファイナルでは、今季最後の試合となった
R・フェデラー(スイス)との対戦で敗れはしたものの錦織らしさを見せる試合で幕を閉じ、昨年同様で自己最多タイとなる54勝で今シーズンを終了した。
23日に発表された世界ランキングでは8位となり、大きな飛躍を遂げた昨年から3つ落とすも2年連続のトップ10内でシーズンを終えた。
今後ツアー大会とは別に、年内であと3つ錦織のプレーを観戦出来る機会がある。
11月28日には有明コロシアムで行われる「日清食品ドリームテニス ARIAKE」に登場する。
今回で5年目を迎えるこのイベント。今年は日本のエース錦織と
M・チリッチ(クロアチア)がシングルスで激突する。さらに錦織とチリッチのコーチである
M・チャン(アメリカ)と
G・イバニセビッチ(クロアチア)のシングルスも行われる。
【試合内容】
1.ドリームシングルス 錦織圭 vs M・チリッチ(8ゲーム1セットマッチ)
2.レジェンドシングルス M・チャン vs G・イバニセビッチ
3.ドリームダブルス 錦織圭/ M・チャン vs M・チリッチ/ G・イバニセビッチ
他1、2試合の予定
また、12月2日から3日間、神戸ワールド記念ホールで行われる「「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(以下、IPTL)に出場予定。
IPTLは、ダブルスの名手でテニスの4大メジャーであるグランドスラムで優勝した
M・ブパティ(インド)が、ヨーロッパのようにアジアでテニスが人気スポーツになるきっかけになればと2013年に提唱し、2014年から始まった世界最大級の団体戦。
出場選手には
S・ウィリアムズ(アメリカ)、
M・シャラポワ(ロシア)、
M・サフィン(ロシア)、
L・パエス(インド)、
奈良くるみらが登場する。
最後に、12月12日・13日の2日間 アメリカのロサンゼルスで行われる「マリア・シャラポワ・アンド・フレンズ」に出場予定。このエキシビジョンは、シャラポワが主催するスポーツイベントで、錦織以外にもチャン、
J・マッケンロー(アメリカ)、
A・ロディック(アメリカ)、
J・ソック(アメリカ)、らを招待して開催される。
エキシビションではあるものの、シャラポワは公式戦のように真剣にプレーをするつもりで、他の参加者にもそうして欲しいと願っていると語っていた。2016年シーズンの直前に行われる真剣勝負となる。
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