男子テニスの23日付ATP世界ランキングが発表され、22日まで行われていたATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)で2年連続の準決勝進出とはならなかった
錦織圭(日本)は8位となり、昨年の5位から3つ下げて今季を終えることとなる。
今季錦織は、メンフィス、バルセロナ、ワシントンDCと3度の優勝を飾り、3月には自己最高位となる4位を記録するなど、昨年に続く好調さを見せていた。
しかし、昨年準優勝を果たした全米オープンではまさかの初戦敗退。その後、楽天ジャパン・オープン準決勝で敗れて大会2連覇を阻まれ、上海マスターズは早期敗退を喫すなど錦織らしさは影を潜めてしまい、世界ランク8位にランクを落としてしまった。
2年連続の出場となったATPワールド・ツアーファイナルでは、今季最後の試合となった
R・フェデラー(スイス)との対戦で敗れはしたものの錦織らしい試合で幕を閉じ、昨年同様で自己最多タイとなる54勝で今シーズンを終了した。
また、大きな飛躍を遂げた昨年は世界ランク5位で終えており、今年は昨年から3つ落とすも2年連続でトップ10内でシーズンを終えた。
今後は11月28日に有明コロシアムで行われる「日清食品ドリームテニス ARIAKE」、さらに12月2日から3日間神戸ワールド記念ホールで行われる「「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」に出場する予定となっている。
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