男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント(日本/ 神奈川県、ハード)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
添田豪は第8シードの
西岡良仁を7-6 (8-6), 6-0のストレートで勝利し、ベスト4進出を決めた。
第1セットの第1ゲームからブレーク合戦となったこの試合、どちらも譲らず両者2度のブレークからタイブレークに突入。途中、審判のジャッジに対し西岡が抗議をする場面が見られ、その後集中力が切れた西岡の隙をついて添田が2ポイント連取に成功してこのセットを先取する。
続く第2セットでは、西岡に1ゲームも与えない試合を展開し1時間22分で勝利した。
添田と西岡は今回が3度目の対戦。昨年の慶應チャレンジャーでは添田がストレートで勝利したが、前週の兵庫ノア・チャレンジャーでは西岡にフルセットの末に敗れていた。今回は西岡に対しリベンジを果たした。
準決勝では、第2シードの
M・エブデン(オーストラリア)と対戦する。エブデンは同日の準々決勝で第6シードの
杉田祐一をフルセットで下しての勝ち上がり。
現在31歳の添田は、今季のチャレンジャー大会で1勝をあげており、ツアー大会ではベスト8が最高成績。今年の全日本選手権では、決勝戦で
内山靖崇と熱戦を繰り広げた末に敗れるも準優勝を飾った。
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