男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント(日本/ 神奈川県、ハード)は19日、ダブルス準々決勝が行われ、主催者推薦で出場のJ・フルッテロ(アメリカ)/
上杉海斗組は第1シードの
Sa・ラティワタナ(タイ)/
So・ラティワタナ(タイ)組に2-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
この試合、フルッテロ/ 上杉組は第1セットで2度のブレークチャンスを活かせず、ラティワタナ/ ラティワタナ組に3度のブレークを許してこのセットを落とす。第2セットではサービスキープが続き、接戦となるもブレークチャンスを掴めず、ラティワタナ/ ラティワタナ組に1度のブレークを許して1時間で敗れた。
フルッテロ/ 上杉組は今大会、1回戦で主催者推薦で出場の
松井俊英/
C・ルンカット(インドネシア)組を下しての勝ち上がりだった。
上杉は慶応義塾大学の選手で、今年の全日本学生テニス選手権大会(インカレ)では高田航輝とペアで優勝を飾り、全日本大学対抗テニス王座決定試合ではシングルス、ダブルス共にチームの勝利に貢献した。
11月上旬に有明で行われた橋本総業全日本テニス選手権では、シングルス1回戦で東京学館浦安の
小林雅哉に敗れて初戦敗退を喫している。
一方、勝利したラティワタナ/ ラティワタナ組は、準決勝で第4シードの
チェン・ディ(台湾)/ F・スクゴール(クロアチア)組と対戦する。
ラティワタナ/ ラティワタナ組は前週の兵庫ノア・チャレンジャーで優勝を飾っており、決勝で対戦したのがチェン/ スクゴール組だった。次戦は兵庫ノア決勝と同カードの対決となった。
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