男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は17日、グループ・スタン スミスの予選ラウンドロビンが行われ、史上初の4連覇を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第3シードの
R・フェデラー(スイス)に5-7, 2-6のストレートで敗れ、1勝1敗とした。
>>ツアーファイナル組合せ表<<今回の敗戦でジョコビッチの8月から続いていた連勝記録が23でストップした。また、インドアでの38連勝を更新することが出来なかった。
大会初日に第8シードの
錦織圭に圧勝していたジョコビッチだったが、この日は第1セットの第1ゲームでブレークチャンスを握るもチャンスを活かせなかった。その後、第12ゲームでは最後フェデラーに鮮やかなネットプレーを決められ、第1セットと落とす。
第2セットに入ると第2ゲームでいきなりフェデラーにブレークを許す苦しい展開に。第3ゲームではすぐさまブレークバックに成功するも、その後はフェデラーの勢いを止めることが出来ず、第5ゲームから4ゲーム連取された。最後はジョコビッチのフォアハンドがアウトして1時間17分でゲームセットとなった。
今季、世界ランク1位のジョコビッチはツアー10勝を飾っており、グランドスラムでは全豪オープン・ウィンブルドン・全米オープンの3大会で優勝するなど、圧倒的な強さを見せている。
準決勝進出を狙う1勝1敗のジョコビッチは、19日に0勝2敗の第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。また同日には2勝0敗のフェデラーと1勝1敗の錦織が顔を合わせる。
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