男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は16日、グループ・イリ ナスターゼの予選ラウンドロビンが行われ、ナイトマッチに登場した第5シードの
R・ナダル(スペイン)が第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)を6-3, 6-2のストレートで下し、初戦を白星で飾った。
>>ツアーファイナル組合せ表<<ナダルは第1セットの第1ゲームでいきなりラブゲームでワウリンカにブレークされてしまう。しかし続くゲームですぐさまブレークバックに成功すると、その後はワウリンカにプレッシャーをかけ続けた。
「1ゲームだけ悪いゲームがあった。それが第1セットの第1ゲーム。でも、そのすぐ後にプレーは良くなっていった。」と語るナダルは2010・2013年で準優勝しているが、未だツアーファイナルでの優勝はない。
ナダルは試合を通して15本ものブレークポイントを握ると、各セットで2度ずつのブレークに成功し、1時間22分でワウリンカを退けた。
ナダルは、18日に行われる予選ラウンドロビンで第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
(STATS - AP)
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