男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は15日、グループ・スタン スミスの予選ラウンドロビン1試合目が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードの
錦織圭に6-1, 6-1の完勝で、4連覇へ向けて好スタートを切った。
>>ツアーファイナル組合せ表<<錦織との試合後、コート上では既に世界ランキングで年間1位が確定しているジョコビッチのセレモニーが行われ、トロフィーが贈られた。
これまでジョコビッチは2011・2012・2014年にも世界ランク1位でシーズンを終えており、今回は2年連続4度目の年間王者に輝いた。
GAORAの中継で「今シーズンは自分のキャリアの中でも素晴らしく、キャリア最高に近い。コート上では個人プレーだけど、それに至るまではチームプレーなんだ。」とコメントし、自分のチームや家族らに感謝の言葉を贈った。
ジョコビッチは今季のグランドスラム4大会全てで決勝進出を果たしており、全豪オープン・ウィンブルドン・全米オープンの3大会でタイトルを獲得。また8月のシンシナティ・マスターズ決勝で敗れてから負けなしで、今回錦織に勝利したことで連勝記録を23へ伸ばした。
今後ジョコビッチは、予選ラウンドロビンで第3シードの
R・フェデラー(スイス)、第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。
(コメントはGAORAから抜粋)
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