男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は13日にフランスのパリで起きたテロ事件を受けて、会場のO2アリーナのセキュリティ強化の一環として飲食物の持ち込みなどを禁止すると決定した。
>>ツアーファイナル組合せ表<<男子プロテニス協会のATPが14日に出した声明では「ノートパソコンより大きなバッグの持ち込みを禁止し、ハンドバッグは許可する。」とバッグに対する明確な規定を示すと同時に、観客にはセキュリティ・チェックをすることも明らかにした。
フランスとドイツによるサッカーの国際親善試合が行われていた会場のスタッド・ドゥ・フランス付近のレストランや劇場などでも爆発が起きた今回のテロ事件では、少なくとも127人が犠牲になったと伝えられている。
15日に初日を迎えるATPワールド・ツアーファイナルは、大会4連覇を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と2年連続で出場する第8シードの
錦織圭(日本)、その後は第3シードの
R・フェデラー(スイス)と第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が対戦する。
(STATS - AP)
■関連ニュース■
・錦織「ずるい」 7選手を羨む・ジョコ戦 錦織「恐らく一番タフ」・BIG4以外のV候補はスタンか