男子テニスツアーの下部大会である兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、ハード)は12日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
添田豪(日本)が世界ランク216位のT・ヤン(台湾)を6-2, 6-2のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
この試合、第1セットでは添田が圧倒。第5ゲームから4ゲーム連取に成功してこのセットを先取。勢いに乗った添田は第2セットでも主導権を握り、5ゲーム連取に成功。その後、第6ゲームでヤンにブレークバックを許すも、第8ゲームでこのセット3度目のブレークに成功して勝利を手にした。
準々決勝では、第7シードの
西岡良仁(日本)とラッキールーザーの
井藤祐一(日本)の勝者と対戦する。
現在31歳の添田は、今季のチャレンジャー大会で1勝をあげており、ツアー大会ではベスト8が最高成績。
前週、有明で行われた全日本選手権には6年ぶりに出場し、決勝戦で
内山靖崇(日本)と熱戦を繰り広げた末に敗れるも準優勝を飾った。
日本国内で行われるATP(プロテニス選手協会)大会は楽天ジャパン・オープン、兵庫ノアチャレンジャーなど5大会のみ。一般男子の世界ランキングポイントが取得出来る大会の兵庫ノアチャレンジャーは、日本人男子選手にとってグランドスラムに出場するための貴重な大会の1つ。兵庫ノア・チャレンジャーは今年から開催の大会である。
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