男子テニスの下部大会であるホアヒン・チャレンジャー(タイ/ホアヒン、ハード)は7日、シングルス準決勝が行われ、
杉田祐一(日本)は第7シードの
J・ゾップ(エストニア)を7-5, 2-6, 6-3のフルセットで下し、今季3度目の決勝進出を果たした。
この試合、第1セットを先取した杉田だったが第2セットでは1度もブレークチャンスを掴めずに1セットオールに。その後、ファイナルセットの第8ゲームでこのセット2度目のブレークに成功した杉田が2時間1分の接戦を制した。
決勝では予選勝ち上がりの
S・ロバート(フランス)と対戦する。ロバートは、同日の準決勝で第5シードの
伊藤竜馬(日本)をストレートで下しての勝ち上がり。もし、伊藤が勝利していた場合、決勝戦で日本人対決が実現していた。
世界ランク160位の杉田は、今大会の準々決勝で
西岡良仁(日本)との日本人対決を制して今回のゾップ戦へ駒を進めていた。今季は下部大会である8月のバンコク・チャレンジャーでタイトルを獲得しており、今回は3度目の決勝進出となった。
また、今大会には杉田の他に第5シードの伊藤竜馬、第8シードの西岡、
守屋宏紀(日本)、ラッキールーザーで
松井俊英(日本)が出場。松井は初戦敗退で、守屋は準々決勝で予選勝ち上がりのS・ロバートに敗れてベスト8に終わった。西岡は準々決勝で杉田に敗れており、伊藤は準決勝で敗れベスト4に終わった。
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