男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第10シードの
R・ガスケ(フランス)は第2シードの
A・マレー(英国)に6-7 (7-9), 6-3, 3-6のフルセットで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
>>パリ・マスターズ対戦表<<この試合、第1セットをタイブレークの末に落としたガスケは、第2セットを取り返し、セットカウント1-1とする。ファイナルセットでは、第3ゲームで先にガスケがブレークに成功してリードするも、マレーに挽回されて2時間38分で敗れた。
両者は今回が10度目の対戦となり、ガスケとマレーの対戦成績は3勝7敗となった。
世界ランク9位のガスケは、今大会の3回戦で相性の良い第6シードの
錦織圭(日本)と対戦。第2セットのゲームカウント4-1とリードした時点で錦織が左脇腹の痛みにより途中棄権を申し入れ、ガスケは対錦織戦を6戦全勝とした。
錦織はガスケと6度対戦しているが、まだ1度も勝利していない。ガスケから1セット奪ったのは1度だけで、錦織にとってガスケは天敵とも言える存在。
一方、勝利したマレーは準決勝で第8シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。
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