男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は5日、シングルス3回戦が行われ、第8シードの
D・フェレール(スペイン)が
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-7 (4-7), 6-1, 6-4の逆転で下し、ベスト8進出を決めた。
>>パリ・マスターズ対戦表<<両者は今回が6度目の対戦で、フェレールはディミトロフとの対戦成績を5勝1敗とした。
この試合、ディミトロフにファーストサービスが入った時に95パーセントと高い確率でポイントを取られたフェレールはタイブレークをものに出来ず、第1セットを落とす。
続く第2セットでは、自身のサービスゲームでディミトロフにわずか3ポイントしか与えず、2度のブレークに成功してセットカウント1-1に。
勝敗のかかるファイナルセットでも、2度のブレークに成功したフェレールが2時間20分の接戦の末に逆転勝利をおさめた。
準々決勝では第13シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。
フェレールは先日のエルステ・バンク・オープン決勝で、
S・ジョンソン(アメリカ)を逆転で下して今季5勝目、キャリア通算26度目の優勝を飾った。
しかし、その後行われたバレンシア・オープンに出場予定だったが、右肘の故障により欠場していた。
過去のBNPパリバ・マスターズでは2012年に決勝で
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)を下して大会初のタイトルを獲得しており、昨年は準々決勝で
錦織圭(日本)に敗れて4強入りを逃していた。
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