男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、ハード)は25日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が第7シードの
J・ソック(アメリカ)を7-6 (7-1), 6-2のストレートで下して大会2連覇を達成、10月上旬のシンセン・オープンに続き今シーズン2勝目、キャリア通算12度目のタイトルを獲得した。
この試合の第1セット、両者1ブレークでタイブレークに突入。このセットを取るとベルディヒは試合の主導権を握り、第2セットではファーストが入った時に100パーセントの確率でポイントへ結びつけた。さらにリターンゲームでは2つのブレークに成功、1時間24分で優勝を果たした。
ベルディヒは初戦で
A・ズベレフ(ドイツ)、準々決勝で
G・ディミトロフ(ブルガリア)、準決勝で
M・バグダティス(キプロス)を下しての勝ち上がりで、大会を通じて1セットも落とすこと無く優勝カップを手にした。
「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)で現在5位のベルディヒは最終戦出場を既に確定させており、弾みをつける1勝となった。
一方、敗れたソックは1回戦で
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、2回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)、準々決勝で第3シードの
G・シモン(フランス)、準々決勝で第2シードの
R・ガスケ(フランス)という厳しい組合せを勝ち抜いての決勝戦進出だった。
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