男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は18日、シングルス決勝が行われ、第16シードの
JW・ツォンガ(フランス)を6-2, 6-4のストレートで下してキャリア通算57度目の優勝を飾った第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は今回のタイトル獲得で、今季獲得賞金が1,600万ドル(約19億2,000万円)を超え、1人の選手が同一シーズンで獲得した最高賞金額となった。
>>上海マスターズ対戦表<<ジョコビッチは今大会で13大会連続の決勝進出となった。これは2005年から2006年にかけて
R・フェデラー(スイス)が果たした17大会連続での決勝進出に次ぐ記録。
そして、今季をこのまま負けなしの状態で終わる可能性が高いとされている。なぜなら、パリ・マスターズとツアー最終戦では2012年以降に負けていないからだ。
「残りのシーズンも負けなしで戦うことなど考えてはいない。もちろん、それは選択肢の1つではあるし、可能性としてあり得ることかもしれない。」と今後についてコメントしていた。
今シーズンの好調さを来シーズンも維持出来れば、来年は更なる目標を持つであろう。それは全仏オープンでの初優勝と、リオデジャネイロ・オリンピックでの金メダル獲得。ジョコビッチはそれを達成するために、現在のモチベーションとスタミナを維持出来ればと願っている。
「ここまでの好成績で自分を見失ったりはしたくはない。今後何年もこのレベルでプレーを続けたいからね。」と冷静に状況を受け止めていた。
(STATS - AP)
■関連ニュース■
・ジョコ ボール見えない・ジョコビッチ 錦織戦で雄叫び・落胆マレー「酷かった」