男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は7日、シングルス2回戦が行われ、2連覇と大会3度目の優勝を狙う第2シードの
錦織圭(日本)が世界ランク50位の
S・クエリー(アメリカ)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、4年連続のベスト8進出を決めた。今回の勝利で、錦織は世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)らに続き4人目となる今季通算50勝目をあげた。
>>楽天OP対戦表<<平日にも関わらず超満員の中行われたこの試合、クエリーの強打に苦しむも錦織は得意のストローク戦を武器に第1セットをタイブレークの末に先取。第2セットは強烈なサービスを放つクエリーのサービスゲームで2度のブレークに成功し、最後はグラウンドスマッシュを決めて1時間13分でゲームセットとなった。
この日、錦織はサービスが好調で、試合を通してファーストサービスが入った時には91パーセントの確率でポイントを獲得し、クエリーに1度もブレークチャンスを与えなかった。
準々決勝では第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)と
S・ジョンソン(アメリカ)の勝者と対戦する。
今回の勝利で50勝目をあげた錦織。今季の戦績は50勝11敗となった。現時点で今季50勝をあげているのは錦織の他に、世界王者のジョコビッチ、世界ランク2位の
R・フェデラー(スイス)、同3位の
A・マレー(英国)のみ。
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