5日から開幕する男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は3日、シングルス本戦の対戦表が発表され、第2シードの
錦織圭(日本)は初戦で18歳のB・コリッチと対戦することが決まった。世界ランク6位の錦織と同38位のコリッチは今回が初の対戦。
ディフェンディングチャンピオンの錦織は、今大会で2連覇と3度目の優勝を狙う。
上位シード勢が勝ち上がった場合、準々決勝で昨年の全米オープン覇者である第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)、準決勝で過去5連敗している第4シードの
R・ガスケ(フランス)、決勝で今年の全仏オープンを制した第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する組合せとなった。
錦織は、今年のグランドスラムでは全豪オープン・全仏オープンでベスト8入りを果たし、ウィンブルドンでは左ふくらはぎの負傷により2回戦で棄権。
怪我から復帰後は、シティ・オープンで今季3度目、キャリア通算10勝目を飾った。さらに大会後の世界ランキングでは自己最高タイの4位へ返り咲き。その後のモントリオール・マスターズでは、過去7戦全敗していた
R・ナダル(スペイン)から初白星をあげた。
そして、昨年準優勝の全米オープンには日本人男女を通じて初となる四大大会最高の第4シードで出場するも、まさかの初戦敗退を喫してしまった。
その後は国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦で通算3勝2敗とした日本はワールドグループ残留を決めた。錦織はこのデビスカップで2勝をあげ、エースとしての大役を果たし復活を印象付けた。
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