女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、ハード)は2日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク117位の
日比野菜緒(日本)が元世界ランク32位の
B・ヨバノフスキ(セルビア)に6-3, 6-4のストレートで勝利してツアー初の決勝進出を果たした。
この試合の第1セット、日比野は先にブレークに成功すると試合の流れを掴み、このセットを先取。その後、第2セットでは左右にボールを散らしてヨバノフスキを追い込み、ロングラリーを制した日比野が第10ゲームでこのセット2度目のブレークに成功して勝利した。
決勝では、
E・ロディナ(ロシア)と
D・ヴェキッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。
日比野は今大会、1回戦でダブルスペアのA・カリニナ(ウクライナ)を下し、2回戦では
A・サスノビッチ(ベラルーシ)の棄権により不戦勝。準々決勝では予選勝者の
K・コズロバ(ウクライナ)を下しての勝ち上がり。いずれもストレートで勝利しており、今大会は1セットも落としていない。
一方、敗れた世界ランク106位のヨバノフスキはキャリア通算2勝をあげており、昨年のウィンブルドン2回戦では
V・アザレンカ(ベラルーシ)に勝利している。今大会の準々決勝では第1シードの
An・ベック(ドイツ)を逆転で下しての勝ち上がりだった。
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