男子テニスツアーのモゼール・オープン(フランス/メッツ、ハード)は27日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
JW・ツォンガ(フランス)が第2シードの
G・シモン(フランス)との同胞対決を7-6 (7-5), 1-6, 6-2のフルセットで下し、今季初でキャリア通算12勝目をあげた。
両者は今回が10度目の対戦となり、ツォンガはシモンとの対戦成績を7勝3敗とした。
この試合、ツォンガは第1セットで6度ものブレークチャンスをしのぎ、タイブレークを7-5で制して先行する。しかし、第2セットではファーストサービスの確率を下げ、シモンに2度のブレークを許して奪い返される。
第3セットで立て直したツォンガは、ファーストサービスのポイント獲得率を上げ、シモンに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開。2度のブレークに成功して2時間15分で勝利を決めた。
今季初のタイトルを獲得したツォンガは、28日付の世界ランキングで1つ上げて16位に浮上する。
今回の優勝は、昨年8月のモントリオール以来のこと。その時は
R・フェデラー(スイス)を破って大会初のタイトルを獲得した。
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