女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は21日、ダブルス1回戦が行われ、主催者推薦枠で出場の
土居美咲(日本)/
奈良くるみ(日本)組が第1シードの
R・コップス=ジョーンズ(アメリカ)/
A・スピアズ(アメリカ)組に7-5, 6-4のストレートで勝利し、ベスト8進出を決めた。
この試合の第1セット、土居/ 奈良組はコップス=ジョーンズ/ スピアズ組に4ゲーム連取を許す一方的な展開に。第5ゲームでようやくブレークに成功するもゲームカウント2-5と追い込まれる。
しかし、第8ゲームから徐々に調子を上げてきた土居/ 奈良組は勢いに乗り、5ゲーム連取に成功してこのセットを先取する。
この日最後の対戦ということもあり、コート1には大勢の観客が駆けつけ2人に大きな声援を送っていた。
観客の応援を一身に受けた土居/ 奈良組は、第2セットでも勢いをそのままに1時間24分で勝利した。
2回戦では、
K・ボンダレンコ(ウクライナ)/
C・チュアン(台湾)組とG・ダブロウスキ(カナダ)/
A・ロソルスカ(ポーランド)組の勝者と対戦する。
土居/ 奈良組は、先日まで同じく有明で行われていたジャパン・ウィメンズ・オープンテニス2015のダブルスでツアー初の決勝進出を果たし、決勝で第1シードの
H・チャン(韓国)/ Y・ チャン組に敗れるも準優勝を飾っている。
また、今大会のシングルスにも出場している土居と奈良は、まさかの1回戦で対戦することとなっている。両者のシングルス1回戦は、22日(火)センターコートの3試合目に組まれている。
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