2015年9月18日から3日間行われる男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)で、チーム最年長のエース
錦織圭(日本)、
ダニエル太郎(日本)、
西岡良仁(日本)、
内山靖崇(日本)の4選手がワールドグループ残留をかけてコロンビアとアウェーで対戦する。
これまで日本を引っ張ってきた31歳の
添田豪(日本)は日本代表から外れ、今回錦織が初めてチーム最年長となり、同じメンバーの若手3選手を引っ張っていくこととなる。
今回、日本代表に初選出された19歳の西岡は、先日まで行われていた全米オープンに予選を勝ち抜き2年連続の本戦出場を決め、本戦では1回戦で
P・H・マチュー(フランス)をフルセットで下して四大大会初勝利をあげた。
22歳のダニエル太郎は、昨年のワールドグループ準々決勝 対チェコ共和国戦で初めて代表メンバーとして出場。今回は2度目のメンバー入りとなった。
今季ダニエル太郎はチャレンジャー大会で2度優勝を果たし、8月には世界ランキングも自己最高位の108位とトップ100に近づいた。
23歳の内山は、昨年1月に行われたワールドグループ1回戦のカナダ戦で錦織とペアを組んでダブルスに出場し、見事勝利をおさめた。
錦織と内山はデビスカップ以外でも、楽天ジャパン・オープンでもペアを組んで出場していた。
今年4月のワールドグループ1回戦では、錦織が
M・ラオニチ(カナダ)、
V・ポスピシル(カナダ)を下してシングルスで2勝をあげるも、カナダに2勝3敗で敗れて入れ替え戦(プレーオフ)となった。
一方、対戦するコロンビアは
S・ヒラルド(コロンビア)、
A・ゴンザレス(コロンビア)、
J・S・キャバル(コロンビア)、
R・ファラ(コロンビア)が出場する。
ヒラルドは昨年9月に記録した28位が自己最高位で、クレーを得意としている。昨年のバルセロナ決勝で錦織に敗れるも準優勝。その年のマドリッドでは
JW・ツォンガ(フランス)、
A・マレー(英国)らを撃破してベスト8進出を果たしている。
日本とコロンビアは2013年のプレーオフでも対戦しており、その時は錦織がシングルスで2勝、添田がシングルスで1勝をあげ、通算3勝2敗で日本がワールドグループ復帰を決めている。
■関連ニュース■
・デ杯 代表に初メンバー選出・錦織圭が内山靖崇を評価・錦織に続く期待の日本男子