テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、3回戦で第8シードの
R・ナダル(スペイン)に大逆転勝利した第32シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)は第18シードの
F・ロペス(スペイン)に3-6, 6-7 (5-7), 1-6のストレートで敗れ、自身2度目の四大大会8強入りとはならなかった。
>>全米オープン対戦表<<3回戦で元世界ランク1位のナダルを2セットダウンからの大逆転で下す活躍を見せたフォニュイーニは天才的なショットを持つ。しかし、この日はトレーナーに肩の治療を受けるなど万全の状態ではなかった。
28歳のフォニュイーニは2011年の全仏オープン ベスト8進出がグランドスラム自己最高成績。その時は4回戦で
A・モンタネス(スペイン)と対戦し、足に痙攣が起きる中での8強入りだった。
また、今回の全米オープン4回戦進出は自身初、イタリア人男子では
D・サングイネッティ(イタリア)以来 約10年ぶりだった。
一方、勝利したロペスはグランドスラムで4度目のベスト8進出となった。これまでは2005・2008・2011年のウィンブルドン8強入りが四大大会自己最高成績。
33歳のロペスはグランドスラムで55大会連続で出場している。現役選手では34歳の
R・フェデラー(スイス)の64大会連続出場に次ぐ記録。
全米オープン初の準々決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第23シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)の勝者と対戦する。
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