テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、2年ぶり3度目の優勝を狙っていた第8シードの
R・ナダル(スペイン)は第32シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)に6-3, 6-4, 4-6, 3-6, 4-6の大逆転負けを喫し、4回戦進出を逃した。
>>全米オープン対戦表<<この試合、第1・第2セットを連取したナダルだったが、以降はフォニュイーニにキレのあるショットを決められ始め、ファイナルセットへもつれる。
ファイナルセットは両者ブレーク合戦が続く中、第9・第10ゲームを連取されたナダルは死闘の末に力尽きた。
両者は今回通算8度目の対戦で、ナダルは対フォニュイーニ戦を5勝3敗とした。今季だけでも3度対戦しており、ナダルはリオとバルセロナで2連敗するも、ハンブルグの決勝では連敗をストップして優勝を飾った。
元世界ランク1位のナダルはキャリア通算67勝を誇り、今季は3勝をあげている。
今年は全仏オープン準々決勝で世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れ、大会2度目の敗戦を喫した。その後ウィンブルドンでは2回戦で
D・ブラウン(ドイツ)に敗れた。
過去の全米オープンでは2010・2013年と2度タイトルを獲得しており、昨年は右手首の怪我により欠場。
一方勝利したフォニュイーニは、4回戦で第18シードの
F・ロペス(スペイン)と対戦する。
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