テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、初戦で第4シードの
錦織圭(日本)を破った
B・ペール(フランス)は第19シードの
JW・ツォンガ(フランス)に4-6, 3-6, 4-6のストレートで敗れ、四大大会初のベスト8進出とはならなかった。
>>全米オープン対戦表<<この試合、第1セットを落としたペールは第2セットで時計ボードを蹴ったり叫ぶなどで主審から警告を受けるシーンがあった。得意のバックハンドの強打、ドロップショット、サーブ・アンド・ボレーで反撃の糸口を見つけようとするも、好調のツォンガには及ばず、1セットも奪うことが出来ないまま敗退した。
今大会1回戦で昨年ファイナリストの錦織に2本のマッチポイントを握られるも、そのピンチのしのいでフルセットの末に初戦突破。2回戦は世界ランク84位の
M・イルハン(トルコ)、3回戦では第26シードで元世界ランク5位の
T・ロブレド(スペイン)を破り、グランドスラム初の4回戦進出を果たしていた。
一方、ツォンガは今年の全仏オープン準々決勝で錦織を死闘の末に下し、ベスト4へ進出する活躍を見せた。
準々決勝では第9シードで昨年覇者の
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
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