テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が
B・マテック=サンズ(アメリカ)に3-6, 7-5, 6-0の逆転で勝利し、5年連続の4回戦進出を果たした。セリーナが全米オープンで逆転勝利をおさめたのは2001年の1回戦以来14年ぶりだった。
この試合、好調のマテック=サンズに対しセリーナはミスを重ねてしまい、第1セットを落としてしまう。第2セットに入ってもチャンスを活かせない状況が続く中、女王の意地でセットカウント1-1とする。
ファイナルセットに入ると試合の流れは完全にセリーナに傾き、1時間49分で試合に終止符を打った。
4回戦では第19シードの
M・キーズ(アメリカ)と対戦する。
今年セリーナは全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドンを制しており、今大会で優勝すると1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来 史上4人目の年間グランドスラム達成となる。
また、今年のウィンブルドンでタイトルを獲得したことで自身2度目となるグランドスラム4大会連続優勝の「セリーナ・スラム」を達成させている。
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