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テニスのグランドスラムである全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード）は１日、男子シングルス１回戦が行われ、第５シードのＳ・ワウリンカ（スイス）がA・ラモス=ヴィノラス（スペイン）を7-5, 6-4, 7-6 (8-6)とやや苦戦するもストレートで下し、２回戦進出を決めた。

＞＞全米オープン対戦表＜＜

この試合、ワウリンカは５３本のウィナーを決めるも、４５本もの凡ミスを犯した。しかし、ファーストサービスが入った時に７５パーセントの確率でポイントを獲得し、５度のブレークに成功して２時間１４分で勝利をおさめた。

２回戦ではＨ・チャン（韓国）と対戦する。

世界ランク５位のワウリンカは、今年の全仏オープン決勝でＮ・ジョコビッチ（セルビア）を破ってグランドスラム２度目の優勝を果たしており、今回は３度目のタイトル獲得を狙う。

昨年の同大会では、準々決勝で錦織圭（日本）に敗れて４強入りを逃していた。

ワウリンカはモントリオール・マスターズで、Ｔ・コキナキス（オーストラリア）がワウリンカのガールフレンドと言われている女子選手と関係を持ったとＮ・キリオス（オーストラリア）から侮辱的な発言を受け激怒。その後キリオスにはATP大会への出場禁止と罰金が科せらた。今大会はATPが管轄する大会ではないため出場しているが、１回戦でＡ・マレー（英国）に敗れて姿を消した。

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