テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、19歳の
T・コキナキス(オーストラリア)は第12シードの
R・ガスケ(フランス)と対戦し、6-4, 1-6, 6-4, 3-6, 0-2の時点で足の痙攣により途中棄権を申し入れて初戦敗退となった。
>>全米オープン対戦表<<コキナキスは棄権を申し入れる時に足の痙攣が起きてしまった悔しさからラケットをコートに叩きつけ、ガスケと握手を交わした後もラケットを叩きつけた。
8月のロジャーズ・カップでコキナキスと同胞の
N・キリオス(オーストラリア)は
S・ワウリンカ(スイス)と対戦した際、試合中にキリオスが発した言葉をコートサイドのマイクが拾った。それはコキナキスがワウリンカのガールフレンドと言われている女子選手と関係を持ったというものだった。
そのためコキナキスやキリオス、さらに7月には騒音被害を起こして警察に逮捕された
B・トミック(オーストラリア)らの行動により、オーストラリアの若手選手達はテニス以外で話題となるケースが多い。
一方、初戦突破のガスケは2回戦で
R・ハーセ(オランダ)と対戦する。ハーセは1回戦で
D・ブラウン(ドイツ)と対戦し、2セットダウンからの大逆転勝利をおさめている。
2013年の全米オープンでベスト4へ進出しているガスケ。今年のウィンブルドンでは準々決勝で全仏チャンピオンのワウリンカをフルセットで破り、2007年以来8年ぶりの大会4強入りを果たしている。
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